2013年05月01日(水) 美術館の独り言
県立美術館では、4月28日(日)に草間彌生展のフロアレクチャーを実施しました。今回のフロアレクチャーは、
本展覧会を担当している三谷学芸員がテーマ別に作品の見どころについて解説を行いました。
当日はGWの2日目で天候にも恵まれ、14時からのフロアレクチャーには大勢のお客様が参加してください
ました。(※上の写真は第1展示室の様子です。)
草間彌生では、通常の美術館の鑑賞環境とは異なり、写真撮影が可能なエリアが設けられているのが特徴の
一つとなっています。第4展示室展示室と第5展示室の一部のエリアでは写真撮影が可能です。
第5展示室片側の壁面には、本展覧会作者の草間彌生先生の自画像3部作が展示されています。
画面奥左から時計回り順に「青春時代」、「滞米中」、「現在」のご自身の姿を現した作品とされており、
フロアレクチャーでもその特徴等について解説しています。
フロアレクチャーの最後は第6展示室です。第1展示室の「愛はとこしえ」に比べ、作品に色が付いているのが
特徴となっていて、現在でも制作が続けられている作品群の一部を本展覧会でご紹介しています。
学芸員の解説を聞きながら作品を鑑賞するため、フロアレクチャーに参加されたお客様は、より一層作品への
理解が深められたのではないでしょうか。
本展覧会では、2回のフロアレクチャーを予定しており、次回は、5月19日(日)に開催する予定です。
今回参加できなかった方は是非、次回のフロアレクチャーにご参加ください。お待ちしています。