美術館の独り言

『グループ「幻触」と石子順造』展が始まりました!

県立美術館では、本日、今年度5本目の企画展『グループ「幻触」と石子順造』展のオープニング
セレモニー及び内覧会が行われました。

開会式では、はじめに当館の芳賀館長からご挨拶がありました。式典には本展覧会の作家である
飯田昭二さん、丹羽勝次さん、鈴木健司さんにもご出席いただきました。

芳賀館長からの挨拶に引き続き、作家を代表して飯田昭二さんからも当時の石子順造さんとの
交流の思い出について語っていただきました。

次に本展覧会の担当である川谷上席学芸員から、展覧会の見どころについて説明がありました。

川谷上席学芸員からの説明終了後、オープニングテープカットが行われました。

オープニングセレモニー終了後は、芳賀館長の先導により内覧会が行われました。本展覧会は、
当館収蔵品に他からの借用作品を加えた約200点を紹介するものです。

第1展示室では、「第1章 グループ『白』の時代」と題して、1950年代後半の作品が展示されています。

第2展示室では、「第2章 石子順造の世界観」と題して、石子順造さんの旧造作品を紹介しています。

第5展示室では、「第4章 グループ「幻触」1966-1968」と題して、グループ「幻触」の代表的な
作品を展示しています。

第6展示室には、何と!上を歩いて鑑賞する鈴木健司さんの作品≪BASE≫が展示されています。
この展覧会のために1969年の作品が再制作されました。皆さん興味津々。上手くバランスを取り
ながら歩いていました。

『グループ「幻触」と石子順造』展は、2月1日(土)から3月23日(日)まで開催しています。
是非、ご家族揃って静岡県立美術館にお越しください。