2011年12月13日(火) 美術館の独り言
県立美術館では現在、17日から開催の「草原の王朝 契丹―美しき3人のプリンセス―」展の展示作業を行っています。
10トン車3台分の荷物が福岡から運ばれてきました。作品は、中国から日本への飛行機での輸送に耐えられるよう、頑丈な木箱の中に入っています。
この四角い物体は何でしょう?これは、免震台といって、地震対策の器具です。《彩色木棺》という作品の下に2つ置いてあります。
このような木製の家も展示されます。契丹のお墓では、このような小型の家を建て、生前の生活を思い出させるようなしつらえをするという習慣がありました。
石に人物のレリーフが彫られた作品は、とても重いので、7人がかりで作業します。展示するのも一苦労です。
ちゃくちゃくと準備の進んでいる契丹展。素敵な作品がたくさん出品されていますので、ぜひ足をお運びください!