美術館の独り言

たくさんの中学生が熱心に作品を鑑賞しています

 「こどもたちの文化芸術鑑賞推進事業」が、1月20日(金)~31日(火)まで開催されています。平日、「草原の王朝-契丹-展」をメインに鑑賞するのですが、この期間に約2000人の中学生が来館!!驚くほど熱心に作品をみています。

 中には、インフルエンザ流行による学級閉鎖でこれなくなる学校もありました・・・残念!!

 普段の学校とは違う学習で、生徒の皆さんは刺激を受け、当館ボランティアスタッフとの会話もはずむようです。

 作品上部を間近で見てもらおうということで、ロダン館では《地獄の門》前に階段を設置してあります。大人気で、作品周辺は常に賑わっています。

 来館前に事前授業で中学校にうかがったとき、必ず「美術館にいったことはありますか?」とたずねます。ほとんどの生徒さんが美術館未経験。初めての美術館が楽しく、魅力的な場所に思ってもらえるといいなあ・・・と思います。          M.S