作れちゃう

6/20,21 創作週間SP「シルクスクリーン」

実技室プログラムのお知らせです。

6月20日(土)と21日(日)に創作週間SP「シルクスクリーン」の講座を開催しました。
この創作週間SPでは、初心者の方向けの入門講座を実施します。
興味はあるけど、よく知らない…という方もご安心してご参加いただけます。

今回は版画の一種で、孔版と呼ばれる「シルクスクリーン」編です。

皆さんはシルクスクリーンと聞いて何を思い浮かべますか?
この技法、実はTシャツなど私たちの身近なところに使われています。
布やガラス、いろいろなものに刷れることを特長としている技法ですが、
今回は紙で刷ることに挑戦しました!

 

講師はTシャツアート・現代アート作家の、北川純先生です。

イントロ

今回の講座は2日間通して、乳剤塗から刷りまでの習得を目指します。
「シルク」とありますが、現在は同じように目の細かい化学繊維を使用しています。

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乳剤

?このような感じにバケットという金属の容器で乳剤を塗って版を作ります。
1日目はこの乳剤塗から始まって、下絵づくり、感光、版を洗うところまで行いました。
シンプルな工程ですが、小さなミスが後に響きます…。
細心の注意を払いながら丁寧に作業しました。

そして、2日目からついに!刷りの工程にうつります。
インクを版に盛って…

suri2

スキージーという道具でインクを押し出していきます。
刷るのはあっという間ですが、力の加減やインクの扱い方にもコツがあります。
先生にアドバイスを受けながら、着々と刷っていきます。

suri

 

そして仕上がりはこちら!
パリッとした大きな面から繊細な線まで、それぞれ持ち味のある作品が出来上がりました。

完成

今回は紙に刷りましたが、普段シルクスクリーンで布に刷っている方々は
特に新鮮に思われたようです。
何に刷るかで、また違った風合いになるのですね!

最後は皆さんの作品を一つずつ見ていきました。

講評2

創作週間」では、県立美術館の実技室を開放しています。
今回のシルクスクリーンもこの創作週間に来ていただければ制作することができます。
興味はあるけど…という方、まずはお気軽に見学にお越しください♪

次回の創作週間SP(入門講座)は9月12日、13日で日本画編です。(要事前予約)
詳細は8月中旬頃をめどにお知らせしますので、ホームページや館内チラシをチェックしてくださいね。

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<参加者募集中のプログラム>

7月20日(月祝)「スイスデザイン展」関連ワークショップ ネフのデザインと遊び

お申込み方法など詳細はリンク先をご覧ください。