2013年02月11日(月) 作れちゃう
2月11日は、技法セミナー「テンペラ画講座」でした。
テンペラ画は、約700年前から西洋で広く行われてきた絵画技法です。
歴史や美術の教科書で、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?
今回の講座は、その中でも中世の「黄金背景テンペラ画」の技法に着目した内容でした!
講師の今村先生が切り分けた金箔を・・・
参加者全員が、用意された板に一枚一枚貼っていったり・・・
金箔の上から刻印を打つ作業を、体験したり・・・
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「黄金背景」の技法を体験した後は、「テンペラ画」の絵の具づくりです。
テンペラ画の絵の具は、卵を使うことで知られていますが、
?今回は黄身の部分を取り出して使用しました。
上の画像はスタッフが撮った決定的瞬間です。
なんだかお料理の講座みたいにも見えますね!
黄身だけうまくつまみあげて、下からお箸で穴をあけると、
中身が下の容器に着地する・・・という、決定的瞬間でした。
先程の卵を使った絵の具で、実際に描く体験は、あっという間に感じるほど
参加者の皆さん、とても集中されていました。
描かれている技法を知ることで、より鑑賞を深めるきっかけになったのではないでしょうか?
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2月後半から3月にかけて、実技室では日本画期間に突入します!
ご興味のある方は、美術館のホームページ「実技室プログラム」を
チェックしてみてくださいね。