2013年09月10日(火) 美術館の独り言
県立美術館では、9月6日(金)に今年度3本目の企画展「富士山の絵画」展のオープニングセレモニー及び
内覧会が行われました。
開会式では、川勝知事、静岡新聞社・静岡放送の松井会長からご挨拶があり、続いて芳賀館長と企画展担当の福士主任学芸員から今回の企画展の概要と見どころについてお話をいただきました。
芳賀館長と企画展担当の福士主任学芸員からの見どころ解説に続いてテープカットが行われました。
オープニングセレモニー終了後は、福士主任学芸員の先導により内覧会が行われました。今回の企画展は、
中世から近代に至る富士山の絵画を一堂に集めたもので、当館所蔵の作品を含め、80点をご紹介するもの
です。
第一章では、「富士山と信仰」との関わりを示す作品を展示しています。
第二章では、「富士山と三保松原」をセットにして描いた作品を展示しています。
第三章では、「富士山」と「白糸の滝」をセットにして描いた作品を展示しています。
第四章では、様々な場所から描いた富士山の作品を展示しています。このうち、第6展示室には地方自治法
施行60周年を記念して造られ、静岡県の千円銀貨の図柄にも採用された横山大観の『群青富士』も展示されています。
「世界登録遺産記念 富士山の絵画」展は、10月20日(日)まで開催しています。是非、静岡県立美術館に
お越しください。