作れちゃう

9/14・15 実技講座「金箔貼り」

実技室プログラムのご案内です。

9/14、15の2日間は、実技講座「金箔貼り」でした。

講師に、日本画家の鈴木強さんをお招きし、
2枚の色紙の片方に「金箔」を貼り、もう片方に「砂子(すなご)」をまきました。

金箔はとっても薄く、ちょっとした風でしわが寄ったり、吹き飛んだりしてしまいます。
どのくらい薄いのかというと、【1グラムの金の粒を畳1枚分にのばしたくらいの薄さ】だそうです!

竹でできた専用の【箔ばさみ】を使って、1枚1枚丁寧に作業していきます。

砂子をまくための【砂子筒(すなごづつ)】も、竹製です。
筒の中に金箔を入れて、刷毛を動かし、細かくなったものを色紙にまいていきます。

講座の2日目には、金箔地、金砂子地、それぞれをいかして、日本画の絵の具で絵を描きました。
制作途中はこんな感じです ↓

?2日目は台風接近のため、少し早めのお時間となってしまいましたが、
皆さん大変熱心に、集中して制作を進めていらっしゃいました。

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10月20日(日)まで開催中の「富士山の絵画」展でも、
金箔や砂子などを使った絵画がたくさん展示されています。

色々なかたちに描かれている富士山とともに、
【金】に注目して見てみると面白いかもしれませんね!