2016年01月21日(木) 作れちゃう
実技室プログラムのご案内です。
1月17日(日)に、開催中のウィーン美術史美術館展の関連企画として、わくわくアトリエ「カレンダーをつくろう!」を開催しました。
今年最初のプログラムになりましたが、たくさんの方々に参加いただき、ありがとうございました。
今回の講座では、静岡県立美術館のアートカードを使って、ゲームをしながら当館の収蔵品に親しんでいただいた後に、お気に入りの作品をテーマにして、カレンダーにしていただきました。
このアートカードを使うと、ちょっと難しそうな作品でも、ゲームで楽しみながら作品をよく見て考えることができます。
子どもたちの柔軟な気づきに、大人たちもほぐされた様子でした。
みんなの前での発表、ドキドキですが…上手に発表できました!
ところで、今回の講座、どこがウィーン美術史美術館展と関連企画なの?と思われるかもしれませんが、実はこの展示には、月暦画というカレンダーのような絵が展示されています。
今回は展示を担当した三谷理華学芸員と共に、展示室で鑑賞の時間を設けました。
また、収蔵品展にはアートカードになっている作品がいくつか展示されていたので、
直に見ることができました。
アートカードでよく見た作品でも、本物を目の前にすると、また違う発見があったようです。
お昼をはさんで、午後からはいよいよカレンダーづくりです。
今回は、カレンダーの数字を、シルクスクリーンで刷りました。
スキージー(へら)は手を動かす速さや、力の加減が難しいのですが、
グループで協力し合ってそれぞれキレイに刷ることができました。
刷り終わったら、額を選びます。
さらに、作品に合わせて、サイズを調整します。
いよいよ、完成!
最後は他の人のカレンダーを見に行きました。
同じ作品をテーマにしても、季節が違うのが面白いですね。
画用紙の色や額の種類によって、随分と印象が変わるようでした。
どのカレンダーも、かっこよく仕上がりました。 ぜひ、家で飾ってくださいね。
皆さんにとって、これからステキな1年になりますように!
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まだまだウィーン美術史美術館展の関連講座、参加者受付中です!
2月27日(土)・28日(日)
実技講座「切って貼って描いてつくる 草薙神話の風景」※中学生以上の個人が対象です。
当館の身近に伝わる「草薙神話」をテーマに、コラージュの技法を用いて画面を構成し、
それを基に絵を描きます。
風景画なんて絵が上手くないと描けないと思っている方も、この講座で素敵な風景画をつくれるようになりますよ!
応募方法等、詳しくはこちらをご覧ください。
たくさんのご参加をお待ちしています!