作れちゃう

川村清雄展関連イベント「静物デッサン」

実技室プログラムのご案内です。

本日は川村清雄展関連イベントとして、
「川村清雄《静物写生》に学ぶ 静物デッサン」を実施しました。

講師には、東京芸術大学で日本画を学び、現在は美術の道を志す高校生に
指導をされている江間江美先生に来ていただきました。

まず始めに、現在当館で開催中の「川村清雄展」を観覧しました。
川村清雄は明治初期にイタリアに留学し、ヴェネチアの美術学校で優秀な成績を修めています。
今回は、その卓越した描写力からデッサンを学びます。

観覧の後は、早速デッサン開始。

今回は初心者の方から経験のある方まで大勢の方にご参加いただき、
江間先生の指導の元、1日じっくりデッサンに取り組みました。

参加者の皆さん、お昼もそこそこにデッサンに没頭。

皆さま非常に熱心に取り組んで下さり、1日という短い時間の中ではありましたが
とても完成度の高い作品が生まれました。

デッサンをするのは、なかなか体力が必要です。
ただ「描く」だけではなく、よーく見て、感じて、対象に深くせまっていく行為でもあります。
しかしそうした密度の濃い時間は、日常生活の中ではなかなか味わえないのではないかと思います。

ご参加いただいた皆さま、充実した時間をお過ごしいただけたでしょうか?

実技室では、様々なプログラムを実施しています。
実技室プログラム」のページも、ぜひご覧ください。
3月は、日本画の講座が盛りだくさんです!