美術館の独り言

『アニマルワールドー美術のなかのどうぶつたち』展が始まりました!

県立美術館では、本日、今年度3本目の企画展『アニマルワールドー美術のなかのどうぶつたち』展のオープニングセレモニー及び内覧会が行われました。

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開会式では、当館の芳賀館長と静岡朝日テレビの鈴置常務取締役からご挨拶があり、続いて本展覧会の担当である福士主任学芸員から、展覧会の概要と見どころについて説明がありました。

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福士主任学芸員からの説明終了後、オープニングテープカットが行われました。

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オープニングセレモニー終了後は、芳賀館長と福士主任学芸員の先導により、内覧会が行われました。今回は、江戸時代に描かれた作品を中心に当館所蔵の12点に加え、個人蔵の初公開作品を含む動物絵画全71点を紹介しています。

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第1・第2展示室には、『第1章 いきもの大集合ーたのしいどうぶつ絵画の世界』と題して伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」をはじめ、にぎやかな作品を紹介しています。

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第3展示室には、『第2章 身近ないきものたちーくらしとのかかわり』と題して人に身近な動物たちが描かれた作品を紹介しています。

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第4展示室には、長沢芦雪≪人物花鳥図巻≫も展示されています。この絵巻物は今回の展覧会の準備中に発見されたもので、今回の展覧会が初公開となります。

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第5展示室には、『第4章 どうしてこのいきもの?-描かれるには意味がある』と題して、文学的・宗教的な意味を持った作品などが紹介されています。

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第6展示室には、『第5章 ハッピーアニマルー吉祥画の世界』と題して、静岡県ゆかりの下岡蓮杖や徳川慶喜公の描いた作品も展示しています。
『アニマルワールドー美術のなかのどうぶつたち』展は、本日から9月7日(日)まで開催しています。是非、ご家族揃って静岡県立美術館にお越しください。