2011年09月27日(火) 美術館の独り言
学芸員の仕事はいろいろです。こんな仕事もあります。
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九州国立博物館(九博)に出かけました。静岡県美に12月巡回される「草原の王朝 契丹―美しき3人のプリンセス」展が、九博で開幕するのに合わせた長期出張です。
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展示作業の視察。作品の展示方法あるいは作品に注意するところがないかなど確認します。また、静岡での展示の構成も考えます。
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展示室以外にも、いろいろなところを見学しました。ショップの様子―どんなオリジナルグッズがあるか?…。すばらしいグッズたくさんありますのでお楽しみに!*
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その他、関連の体験コーナーも取材しました。「プリンセス着せ替え」のコーナーです。自分でやってみましたが(笑)、うまくいかなかったので、その後モデルをお願いしました。面白いので、静岡にも持ってきたいと考えています。
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これはプレス向け内覧会の様子。説明しているのは、本展担当の市元塁研究員(学芸員)です。静岡に来てもらい、展示指導および講演会講師をやってもらうことになっています。よろしくお願いします。
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そして開会式に出席。取材しました。出席者いつもより多いとのこと。展覧会への期待がうかがえます。9月27日から一般公開です。
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最後、中国人のクーリエ(展示作品確認のため来日した博物館関係者)と記念写真パチリ(ただしピンボケ)。この前夜には会食し、日中友好もはかりました。「謝謝!!」「辛苦了!」…?
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この契丹展、展示品は一級品。すばらしい展覧会です。絶対にお勧めですので、お楽しみに!静岡での展覧会は12月17日からですので、しばらくお待ちください。(あわてて九州にいかなくても大丈夫です。)
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4日の滞在の間、いろいろな人と交流を深めました。九博の研究員ほか職員の方はもちろんのこと、輸送展示の作業員、ディスプレイ関係者、ショップ関係者および新聞社やテレビ局などマスコミ関係者などなど…。こういうのも学芸員の仕事です。展覧会準備に関わる一連の仕事、意外に知られていないのではと思い紹介しました。