2012年08月10日(金) 美術館の独り言
突然ですが、クイズです☆
今年度の展覧会、いま始まっている「ユベール・ロベール展」で何本目でしょうか?!
・・・、・・・・、はいっ!そうですよ、タイトル通り「3本め」なんです!!
さて、恒例になっているオープニングの様子をここで、一緒に覗いてみましょう☆
なんだか普段よりも上品な出で立ちの方が多いような気がします!!
みなさん、ユベール展の雰囲気に合わせてお出でになられたのでしょうか。
館長の挨拶、展覧会担当者の小針学芸員の解説、テープカットも、和やかに進みます。
オープニングセレモニー終了後は、芳賀館長先導により内覧会が行われました。
今回の展覧会は、ユベール・ロベールの作品に、クロード・ロラン、フラゴナール、ピラネージなど17、18世紀の作品を加えた約130点をご紹介しています!!
む、むずかしそう?!いえいえ、会場を覗いてみましょう☆
おお!熱心になにやら覗き込んでいらっしゃいますね!!
このガラスケースの中には作品と、当時使用されていた赤褐色のチョークも並んでます
このチョークの原料は酸化鉄を含む土や岩・・・、思わず、ふ~ん、となりませんか?!
さらに!こちらでは、お友達同士で何かを見つけて興奮してらっしゃいます!!
ここ、第4展示室「Ⅳ フランスの情景」はロベールのパリでの暮らしが窺える部屋です。
この部屋できっと、ロベールを身近に感じる方も多いのではないでしょうか?
ユベール・ロベール展は、8月9日(木)に開幕し、9月30日(日)まで開催しています。
ユベール・ロベール展の、このしっとりした空気感、まさに秋にピッタリです☆
季節は先取りがお洒落ですよね!ぜひ、県立美術館に秋を感じにお越しください!
2012年07月11日(水) 美術館の独り言
梅雨の晴れ間が続いていますね!みなさん、お元気でお過ごしでしょうか。
ところで、みなさんは美術館でギャラリートークに参加したことはありますか?
↑ そうそう、こんな風に作品の前で、学芸員が作品の解説を行っているんです・・・?!
いやいや、よぅく寄って見てみましょう!!
実は、こちらは静岡大学の人文社会科学部の学生によるギャラリートークの様子!!
現在開催中の「日本油彩画 200年-西欧への挑戦」展では、この度新たな試みとして、静岡大学との共同企画「大学生によるギャラリートーク」を開催したんです!
?
?ふむふむ・・・(耳をすましてギャラリートークを聞いてみると)、
作品について思ったり感じたことを交ぜ、親しみやすい言葉で紹介してくれています!
こんなに堂々としている7名の学生も、直前のリハーサルでは、緊張からか声が小さく、まだまだ作品に対しての素直な感想や思いが出てこない学生もいたんです!?
しかし、本番では一変☆
皆自分が選んだお気に入りの1点について、調べたことを自分なりに租借し、学生ならではの新鮮な視点で、作品を解説していました!
この企画を通じ、学生には、感性を養うことや、作品の価値・魅力を他人と分かち合い、伝えることの楽しさや難しさを学んでもらうことができたとおもいます。
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さらに、ふむふむ・・・(ギャラリートーク後に参加していたお客様の声を聞いてみると)、
「3ヶ月に1回くらい開催して欲しい」といった嬉しいお言葉もいただきました!!
さらに、きょろきょろ・・・(ギャラリートーク後のお客様たちを見渡すと)、
学生が紹介した作品については、特にじっくり鑑賞していました!!
学生の絵に向き合う純粋で真摯な姿勢が、お客様にも伝わったのでしょう☆
すてきなギャラリートークでした!
2012年06月12日(火) 美術館の独り言
かき氷始めました☆のようなタイトルにしてみましたが、夏が近づいていますね。
静岡県立美術館では9日より、
「日本油彩画二〇〇年~西欧への挑戦~」が始まっています。
今日は、先週行われたオープニングの様子を一緒にのぞいてみましょう!
いつもとは違うアングルで撮ってみました☆いかがですか?お客さんがたくさん!!
まずは、芳賀館長の挨拶、今回展覧会担当者の泰井学芸員の挨拶でお出迎えです。
続いて、テープカット!!
前回より、オープニングにお越しになった方もお誘いしてのテープカットを行っています。
今回は塚本武子さま(写真右から2人目)にご参加いただきました!
オープニングセレモニー終了後は、芳賀館長先導により内覧会が行われました。
今回の展覧会では、静岡県立美術館所蔵作品のほかに、東京国立博物館、府中市博美術館、神奈川県立近代美術館からも作品をお借りし、明治期以降の日本人洋画家たちが描いた油彩画96点をご紹介しています。
さて、会場では・・・??みなさん身を乗り出すようにご覧になっていますね!!
日本人が油彩画に挑戦した200年、感じていただけているようですね。
「日本油彩画二〇〇年」は来月の7月22日(日)まで開催しています。
雨にも負けず、暑さにも負けず、静岡県立美術館で皆さんのお越しをお待ちしています。
2012年05月19日(土) 美術館の独り言
美術館の彫刻プロムナードにお茶畑がある事を、みなさんご存知でしょうか。
美術館のボランティアグループ「草薙ツアーグループ」のみなさんが中心になって、毎年4月末頃に、そのお茶畑の茶摘みを行っています。
今年も4月28日に茶摘みを行い、美術館の茶畑の新茶が出来上がりました。
本日は、「皐月茶会」と称しまして、美術館にお越しいただいたみなさまに、草薙ツアーグループのボランティアの皆さんが、エントランスにて正午から2時まで新茶をふるまいました。
活けてあるお花も、美術館の裏山で咲いているお花たちです。
美術館に展示してある作品を目で楽しむだけでなく、舌でも楽しんでいただけたのではないでしょうか。
また、美術館の茶畑の新茶は、レストラン「エスタ」にて、5月22日(火)~25日(金)まで無料でお出ししていますので、よろしかったらそちらにもどうぞ足をお運びください。