2012年08月16日(木) 作れちゃう
今日のART!は美術館を飛び出して、清水の三保海水浴場、飛行場周辺へ行ってきました。
それぞれカメラを握りしめ、MY写真集を作るためのプチ撮影旅行です。出かける前に、臼井さんの好きな写真家の作品、それから少しだけ美術史の歴史にふれるレクチャーをしていただきました。写真家さんはどんな目線で写真を撮っているの?
街中に溶け込む「ちょっと面白いかも」を探しに行くことになりました。
では、いってきまーす!
のらりくらりと、電車とバスに揺られたどり着いたのは、三保の海水浴場。
臼井先生遊んでいらっしゃいます・・・笑 まずは楽しむことが大事ですね♪
むむ、この鉄棒と椅子はいったいなんなんでしょう??不思議なものに遭遇する、それをカメラにおさめるのもいいかな?
海沿いは気持ち良い夏の風が吹き、若干迷子になりつつも・・・おいしいかき氷と静岡おでんにもありつくことができ、(丸二さん黒はんぺんどうもありがとうございました!)存分に夏を味わった一日になったのではないでしょうか?
普段あまり意識して写真を撮ったことのないようですが、レンズ越しに見る風景はいつもと違って見えたかもしれないです。
さあ、明日は今日撮った写真たちをプリントし、写真集を制作します。どんな仕上がりになるでしょう?お楽しみに!!
2012年08月15日(水) 作れちゃう
2日目のART!は臼井さんのご指導のもと、みんなで作品制作です!
あれあれ?これはいちご?バナナ?今日のみんなの頭の中では、お料理が始まっているようです。
お絵かきでお料理??今日のお題は、頭の中で自分の好きな料理を決め、その材料をひとつひとつ思い浮かべ絵にします。それを板に張り付けてお料理あてゲームしようというものです。ART!のチラシにも掲載されている、臼井さんの作品「何つくろう」をみんなでやってみることにしました。
こちらが子どもたちの作品。「ある日の朝食」。
男の子なりに頭の中で朝ご飯を作っていました。ハムバタートーストに、トマトジュース、そしてココア。よくがんばりました!
さすが女の子!真ん中の黒い缶は「昆布茶」だそうです。パスタに昆布茶をいれるとおいしいそうですよ♪こうやってみるとそのお宅ならではの味が見えてきて面白いですね。
下は臼井先生の作品。なんの料理かわかりますか~???みんなで食べるとお肉が先になくなってしまうお料理ですよ~!
作品制作後、ちょっと一息してからみんなで映画をみました。臼井さんがティーンに見てもらいたいおすすめ映画「君と僕の虹色の世界」。みんなで鑑賞。参加者の子たちは今までみたことのないタイプの映画だったようで、とても新鮮だったようです。
このブログをみた10代の方みなさん、よかったら見てみてください。
明日は美術館を飛び出して写真を撮りにお出かけです。明日はどんな発見があるのかな??
2012年08月14日(火) 作れちゃう
今日からティーンを対象とした夏休みワークショップ、[ART!]アートArt Room for Teensが始まりました!
講師は臼井良平さん。静岡県出身で東京でご活躍されているアーティストです。
さてさて集まったのは中学生から高校生。少し緊張気味(?)な青春真っ盛りのみなさんです。
テーマは「何つくろう」。10代の後半、人生においてもっとも多感な時間を過ごしている若者たちに、様々な作品鑑賞や実制作を通して、今、という時間の貴重さを、少し客観的に見つめてもらおうと思うということで、まずは臼井さんがどんな作品を作っているのかをお話ししてくださいました。
ペットボトルやプラスチックのトレイなどが置かれているのですが、実はこれが臼井さんの作品!!(本物のペットボトルが一本混ざっていますが、どれかわかりますか??)
臼井さんは身近なものをモチーフに、存在感や素材の質感を手がかりに制作をなさっています。
今日は、みんなで映像をみたり、しりとりドローイングをしたり、オリジナルTシャツをつくったりと盛りだくさんの内容でした。
上はしりとりドローイング。言葉じゃなくても絵で相手のことが少しわかるのかもしれないですね。
こちらはステンシルで仕上げたブロッコリーTシャツ。ブロッコリーのもこもこ感を出すのに苦戦しましたが、水彩画のような素敵な仕上がりに!
初めは初対面同士で恥ずかしがっていましたが、臼井さんの柔らかな雰囲気で少しずつ打ち解けてきました。さて、明日はどんなプログラムかな?
明日は「何つくろう」・・・??
2012年08月05日(日) 作れちゃう
本日は夏休み子どもワークショップ「ボックスアート」二日目!
昨日は箱の組み立てと扉の色塗りをしました。今日はいよいよ中身作りです。
どんなテーマにしようか?素材をどう生かそうか?
小さな木箱ですが、その中はひとつの独立した世界です。
更に今日はそれぞれ家から「大切なもの」も持ってきてもらいました。
ぬいぐるみを持ってきた子もいれば、色とりどりのシールを持ってきた子もいました。
大切なものを木箱の中に入れて、さあどんなものができたでしょう。
みんなで作った箱を集めて、並べていくと……
カラフルな象に!!!
大きな下絵を木箱のサイズに分割した下絵をもとに、自由な色でぬりました。
ひとつひとつではなんだか良く分からない形だったのが、集めるとひとつの大きな象になりました。
並べ終わった瞬間は「おぉ~」と歓声が。
しかし大きな作品でも、扉を開けるとその中はそれぞれの世界が広がっています。
「個」と「全」の要素をそれぞれ持った、面白い作品になりましたね。
では、美術館で過ごすアートな夏休みはいかがだったでしょうか?
みんなとても熱心に取り組んでくれて、スタッフも楽しい2日間を過ごさせていただきました。