美術館の独り言

羽ばたき鳥形飛行機(その3)

これまで2回に渡ってご紹介してきた『レオナルド・ダ・ヴィンチの羽ばたき鳥形飛行機』。
最終回となる今回は、③「主翼と尾翼」の製作から完成までの様子をご紹介していきます。

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翼用支柱(鳥の翼の小骨に当たる部分)の溝をサンドペーパーで削って組み立てしやすいように
加工します。

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主翼支柱部(鳥の主翼の骨格部分)も同様に溝をサンドペーパーで削っていきます。

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サンドペーパーでの加工終了後、主翼支柱部に翼用支柱を仮組みして合わせ具合を確認します。

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左右両方の主翼の支柱部分の仮組みまで終了したところです。

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一旦、全ての翼用支柱を外し、左右の主翼支柱部の端の穴に紐を通していきます。

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紐を通し、再び翼用支柱を接着して完成した左右の主翼部分。

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次は尾翼先端部分の製作です。主翼と同様に各部品の溝をサンドペーパーで削り、取り付けが
容易なように加工します。

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それらを接着して尾翼先端部分を作ります。

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尾翼先端部分を尾翼ホルダーに接着して尾翼全体が出来ました。

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主翼部分の上側にある溝に紐を接着していきます。

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尾翼先端部分にも溝があり、こちらにも紐を通して接着します。

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完成した左右の主翼部分を先に組み立てたパイロットの上部にある主翼サポートに取り付けます。

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最後に尾翼部分をパイロットの台座に取り付けて全ての組み立てが終了です。

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組み立て開始から一週間ほどかけて、ようやく『羽ばたき鳥形飛行機』が完成しました。

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この『羽ばたき鳥形飛行機』は、土台部分に回転用の歯車があり、手前の回転ハンドルを回すと
主翼が上下に可動すると同時にパイロットの手足が前後に可動します。写真は、パイロットの膝
が曲がり、主翼が下がったところです。

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さらに回転ハンドルを回すと、今度はパイロットの膝が伸びて主翼が上がります。
私には撮影技術がなく、動画でお見せできないのが残念です。

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完成した『羽ばたき鳥形飛行機』は、現在、県立美術館2階のブックショップ内の中央付近に
完成見本として販売商品とともに展示されています。
県立美術館にお越しの際は、あなたも是非、主翼の回転ギミックを ”体験” してみてください。