カテゴリー: 美術館の独り言

美術館の独り言

広島+静岡=?!

 昨日の28日、広島県立美術館と静岡県立美術館との間で「相互協力に関する協定」の調印式が行われました!!

 ・・・といっても、硬くてどんな式なのかさっぱりですよね??

 ざっくり言いますと、相互の美術館の所蔵している作品を使って展覧会を行いましょう!学芸員同士の交流・研究をより共有し合いましょう!という協定なのです☆

 広島県立美術館の越智館長は、当館に1990~2000年まで勤務されており、その縁もあり、今回の協定が実現した次第なのです!

 協定書へのサインをした後は、越智館長、芳賀館長が笑顔で握手を交わしました!

 協定の効果はいかに・・・?!みなさま、期待してお待ちくださいね☆

美術館の独り言

若冲のお誕生日

本日、2月8日が何の日か、皆さんご存知でしょうか?

実は今日は、当館で大人気の《樹花鳥獣図屏風》を描いた伊藤若冲のお誕生日なんです。

伊藤若冲は、正徳六年(1716)2月8日に、京都の錦小路の青物問屋の長男として生まれました。今年で生誕296年です。

若冲の友人の大典というお坊さんは、若冲について「幼いころから学問を好まず、字もうまくは書けず、およそ技芸百般の一つも身につけたものがなかった。」と書き記しています。しかし、生まれて300年近く経った現代でも、とても多くの人に愛されている作品たちを残した若冲という人は、やはり只者ではなかったのだろうなと思います。

さて、当館所蔵の《樹花鳥獣図屏風》ですが、毎年ゴールデンウイークに公開しています。本年も公開予定ですので、ぜひ足をお運びくださいね。

美術館の独り言

馬頭琴ミニコンサート開催!

馬頭琴という楽器をご存知でしょうか?モンゴルの民族楽器で、弦が2本あり、弓でこすって音を出す、弦楽器です。

1月28日に、当館では契丹展関連イベントとして、エントランスホールにて、馬頭琴のミニコンサートを開催いたしました。

とてもたくさんのお客様にお集まりいただきました。

今回演奏してくださったのは、プロの馬頭琴奏者・岡林立哉さんです。馬頭琴の演奏だけでなく、ホーミーというモンゴル独特の歌唱法も披露していただきました。

広いモンゴルの草原を想像させる曲を、たくさん演奏していただきました。馬頭琴の音色に包まれて、契丹展の展示もいつもと違う表情を見せてくれた気がします。

岡林さん、素敵な演奏をありがとうございました!

美術館の独り言

たくさんの中学生が熱心に作品を鑑賞しています

 「こどもたちの文化芸術鑑賞推進事業」が、1月20日(金)~31日(火)まで開催されています。平日、「草原の王朝-契丹-展」をメインに鑑賞するのですが、この期間に約2000人の中学生が来館!!驚くほど熱心に作品をみています。

 中には、インフルエンザ流行による学級閉鎖でこれなくなる学校もありました・・・残念!!

 普段の学校とは違う学習で、生徒の皆さんは刺激を受け、当館ボランティアスタッフとの会話もはずむようです。

 作品上部を間近で見てもらおうということで、ロダン館では《地獄の門》前に階段を設置してあります。大人気で、作品周辺は常に賑わっています。

 来館前に事前授業で中学校にうかがったとき、必ず「美術館にいったことはありますか?」とたずねます。ほとんどの生徒さんが美術館未経験。初めての美術館が楽しく、魅力的な場所に思ってもらえるといいなあ・・・と思います。          M.S

美術館の独り言

祝☆一万人達成!!

静岡県立美術館では、昨年の12月17日に開幕した「草原の王朝 契丹展」の来館者数が先週の金曜日(20日)、一万人を達成いたしました!!

☆ここで、見事一万人めのお客様となった方をご紹介いたしましょう☆

静岡市清水区にお住まいの勝山さまご一家です!

(写真左側より順に、勝山綾乃様、勝山慶太郎くん、勝山由美子様です)

これを記念し、同日14時より記念のセレモニーが行われ、一万人目の来館者となられた勝山様ご一家に当館の坂田副館長より花束と図録が贈呈されました。

勝山ご一家のあふれる笑顔に、当館の関係者も一同和みます!

さらに!

本展の特別協賛者である清水銀行の小林専務取締役より記念品が贈呈されました。

ここでもすてきな笑顔を頂きました☆

さいごに、もう一度パチリ!!

勝山様はまだ一歳半の慶太郎くんを連れての来館に心配もあったそうですが、一万人目のお客様としてお迎えできてうれしいです!!本当におめでとうございました。

静岡県立美術館はみなさまのお越しをお待ちしております!そして、既に契丹展を観覧してくださり、「私、一万人分の一だ!!」という方、ありがとうございました。契丹展の特別講演会もまだ2回ございます。よろしければまた足をお運びくださいね☆