2011年04月16日(土) 作れちゃう
美術館コレクションの作品図版を用いて、みんなで大きな「美術館」を中空に出現させるプロジェクトが進行中です。誰でも無料で参加できます。
約500本の糸が天井からぶらさがっています。ここにみんなで、作品の絵を吊るしていきます。
だいぶ「美術館」の形が見えてきました。
なお、中央の6つのテーブルは現代作家6人の作品です。6人は「箱と人」という作家集団(青木聖吾 + 浅井真理子 + 鈴木健二 + 宮本博行 + 三輪洸旗 + 山極満博)です。彼らの展覧会については、以下をご参照ください。
http://www.psys-d.com/gallery/index.html
百花繚乱展の最終日に、この部屋はどうなっているでしょうか。ご期待ください。
2011年04月12日(火) 作れちゃう
今年からの新企画『ちょこっと体験 シルクスクリーン』がはじまりました!
15分でつくれます。
シルクスクリーン、刷ったことはありますか?
初めての方は是非、その楽しさを味わいにお越しください。
17日(日曜日)まで開催!お一人様1枚まで。先着100名、無料でできますよ♪
考える人のエコバック、コレをもってお花見に出かけませんか??
2011年04月02日(土) 作れちゃう
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本日4月2日は、袋井丸凧保存会のみなさまをお招きして、「丸凧」を作りました。
静岡県立美術館25周年記念イベントです!
袋井丸凧保存会の皆さまのご指導のもと、個性豊かな凧を作りました。
なかなか複雑な作業も多く、お子様より保護者の皆さまが真剣に作業されている様子も多く見受けられました。
実はこの丸凧、あの有名な「東海道五十三次」にも登場している、袋井の伝統文化なのです。まんまるに見えますが、本当の比率は100:106。楕円形です。揚げた時に丸く見えるようにと工夫されています。
午後からは県立大の芝生公園をお借りして、作った凧を実際に揚げました!
天気にも風にもとても恵まれ、お花見で賑わう公園で楽しく揚げる事が出来ました。
今、とても大変な状況にある日本が、少しでも元気になりますように…という思いを込めて実技室スタッフが作りました、「頑張れ日本凧」。
風を受けてぐんぐんと上がり、はるか上空まで元気よく揚がりました。
…が、この後、スタッフがうっかり手を離してしまい、遠くへ飛び去ってしまいました。
ですが、とても勢い良く揚がりましたので、きっと日本の先行きは明るいはずです!
最近はなかなか遊ぶ機会の少ない凧揚げですが、なかなか奥が深いものです。皆様も、機会があれば是非挑戦してみて下さい。(M.F)
2011年03月31日(木) 作れちゃう
県立美術館の実技室では様々なワークショップや講座を開催しています。
こども向けのものから学生や大人向けのものまで、年間を通して実施しています。
ここでひとつ、3月中旬に行われた実技講座『琳派の魅力を探りながら』をご紹介します。この講座では、日本画家 鈴木強さんを講師にお迎えして、色紙に金箔を貼って、その上に水干絵の具で絵を描いて、一人一人作品を制作しました。
ほとんどの参加者が金箔をはるのは初体験。
ドキドキする参加者をよそに、楽しいトークで笑わせようとする鈴木強先生。
結果、鼻息で金箔飛んでしまうひと続出(笑)
金箔ってとても薄くて軽いため、ちょっとした風ですぐに動いたり飛んだりしてしまいます。笑いに耐えるのも、日本画制作の修行のひとつでしょうか??(笑)
日本画家さんから直接アドバイスをいただいて、日本画の素材の特徴や、絵の具の溶き方などを学べるのはとても貴重な機会です。また、開催されていた『ギッターコレクション展』で本物の日本画を鑑賞してから制作をできる、というのは美術館ならではだと思います。鈴木強先生、本当にありがとうございました。
明日から新年度がスタートします。23年度も楽しいイベントが盛りだくさんです!
早速、4月2日には、袋井丸凧保存会の方々がいらっしゃって、凧揚げをします!
さぁ、どんな凧たちが広場に揚がるでしょうか?? N.S