作れちゃう

実技室ってこんなとこ!

県立美術館の実技室では様々なワークショップや講座を開催しています。

こども向けのものから学生や大人向けのものまで、年間を通して実施しています。

ここでひとつ、3月中旬に行われた実技講座『琳派の魅力を探りながら』をご紹介します。この講座では、日本画家 鈴木強さんを講師にお迎えして、色紙に金箔を貼って、その上に水干絵の具で絵を描いて、一人一人作品を制作しました。

ほとんどの参加者が金箔をはるのは初体験。

ドキドキする参加者をよそに、楽しいトークで笑わせようとする鈴木強先生。

結果、鼻息で金箔飛んでしまうひと続出(笑)

金箔ってとても薄くて軽いため、ちょっとした風ですぐに動いたり飛んだりしてしまいます。笑いに耐えるのも、日本画制作の修行のひとつでしょうか??(笑)

日本画家さんから直接アドバイスをいただいて、日本画の素材の特徴や、絵の具の溶き方などを学べるのはとても貴重な機会です。また、開催されていた『ギッターコレクション展』で本物の日本画を鑑賞してから制作をできる、というのは美術館ならではだと思います。鈴木強先生、本当にありがとうございました。

明日から新年度がスタートします。23年度も楽しいイベントが盛りだくさんです!

早速、4月2日には、袋井丸凧保存会の方々がいらっしゃって、凧揚げをします!

さぁ、どんな凧たちが広場に揚がるでしょうか?? N.S