2018年02月27日(火) 作れちゃう
実技室プログラムのお知らせです。
2月11日に、今年度(平成29年度)最後のねんど開放日を実施しました。
厳しい寒さに関わらず、今回もたくさんの方々に参加いただき、ありがとうございました。
全体的に大きな作品が登場し、各回1トン近いねんどを使用しました。
どのような作品ができあがったか、当日の様子をご紹介した後に、皆さんに1つお知らせがあります。
こちらは首の長い、あの動物。家族みんなで協力して制作されていました。
何人かで協力し合えば、背丈ほどの大きな作品や、乗れちゃう作品も作れますね。
この日はゾウさんがあちらこちらで登場しました。
ゾウはゾウでも、それぞれ工夫が凝らされています。
他にもいろいろな動物や乗り物が並びました。
美術館のスタッフも一緒に作りました。
こちらはクワガタの戦いです。
?他には、あざらしやイッカク(鯨類だそうです)などが登場しました。
?冒頭でお伝えした通り、今回が平成29年度の最後のねんど開放日となりましたが、
さらにもう一つ、今回で最後を迎えました。
ねんど開放日に参加経験のある方は、きっとこのゾウに見覚えがあるのではないでしょうか?
毎回、いつの間にか登場しているこのゾウ。
大人でも乗れちゃうので、ちょっとした記念撮影スポットにもなります。
(ボランティア歴20年の朝倉さん)
このゾウを作っているのが、ねんど開放日のインストラクターで美術作家の、内海健夫さんです。
内海さんは静岡を拠点として活動されている作家さんです。
ねんど開放日では、最初に道具の使い方とお約束をインストラクターから説明していきます。こちらは切り糸という道具を使って、さまざまな形を切りだしている様子。あっという間にキレイなハートのできあがり!毎回歓声の上がる場面です。
内海さんと、粘土開放日に一緒に遊んだ思い出のある方もきっといると思いますが、内海さんは参加者と一緒に遊びつつ、驚異的な速さでゾウを作ってくれます。
毎回登場するゾウを楽しみしているとアンケートに書いてくださった方もこれまでにたくさんいらっしゃいましたが…実は、今回が内海さんのインストラクター最終回になりました。
以下、内海さんより皆さんにメッセージです。
ねんど開放日、進行役の内海です。
10年間この進行役を行ってきましたが、今日が最後となります。
今日が初めてのご家族のみなさん、そして毎回遊びに来てくれた家族のみなさん、
いままで本当にありがとうございました。
内海さんのゾウを見れなくなるのは寂しいな…と思いながら、昔の当館のブログ記事を読み返していたら、こんな記事がでてきました。
こちらから、ゾウの作り方をご覧いただけます。
この作り方をマスターすれば、他の動物もきっと作れます。
皆さんもぜひチャレンジしてみてくださいね。
内海さん、長い間ありがとうございました!
またどこかで作品を拝見するのを楽しみにしています。
次回のねんど開放日は、本館休館明けの7月頃を予定しています。
スタッフ一同、皆さんのご参加をお待ちしています!