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銅版画今日は本刷り!

本日、実技入門講座「銅版画」、7月10日に引き続き、今日2日目です!

参加者の方々が作った銅版にインクをのせて、プレス機で刷ります。

まずは紙を湿します。10分ほど水につけてそのあと余分な水分をふき取ります。

このひと手間で、インクののりがずいぶんかわってくるのです。

今回の刷りは、カラーインクをつかいます。一つの版の中に何色か色をのせ、ふき取りを混ぜすぎず、丁寧にとっていきます。版と紙をプレス機にかけると・・・・

こんなに素敵なカラー版画ができるのです!!いかがですか?

最後にみんなで並べて鑑賞会♪

マットにはめ、額に入れてみなさんお家に飾ってくださいね!

講師の柳本さん、実技室ボランティアさん、お疲れ様でした!

次回は木版画の実技入門講座が9月24日(土)、10月2日(日)と2日間の日程で開催されます。

参加者募集中ですので、ふるってご参加ください!

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『ART!』企画者会議開催!!

Art Room for Teen’s の略で、ART!です。ティーンエイジャーの若さと柔軟な発想力を発揮してもらい、当館に糸を張るワークショップvol.2です。

今日は、中学生13名と大学生1名、当館スタッフで企画を練りました。コンセプト、イメージ、材料、人員等々、班毎に話し合って発表。みんな次第に真剣な眼差しに!それもそのはず、目の前には材料となる石巻から送られてきた糸類が段ボールに入っているんです。

提供してくれた石巻市の「キヌヤ笑店」(笑店は間違いではありません)の社長さんは「支援なら、家族や家を失った方にしてやってほしい。私の場合は、店は震災でとじることにしたが、自宅も家族も健在だから恵まれている」と言って、津波を被った糸類を閉店の準備をしながら送ってくれたのです。

中学生は実際に糸を張る現場で、イメージを膨らめます。「どうやら、糸も人も相当必要だぞ」、「虹やきれいな色の仕上がりにして、希望とか未来を表したい」と、早くも意気込んでいました。

でも・・・、実際に作るのは8月16日(火)~21日(日)です。企画者はもちろん、申し込み不要で飛入り参加、大歓迎です!企画者のプランをもとにみんなで糸を張りましょう!!きっと、東北と静岡に見えない絆ができるはず。お待ちしてます。  M.S

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銅版画エッチングに挑戦!

本日、実技室では初心者の方のための実技入門講座「銅版画」が開催されました。

2日間の講座の1日目です。

先月のちょこっと銅版画に引き続き、銅版画が今とっても熱いんです!

今日はちょこっとではなく、がっつり銅版画にチャレンジしていただきました!

講師は版画家、柳本一英先生。銅版画、リトグラフは柳本先生に聞けばなんでも教えてくださいます。

やさしくてチャーミングな先生です。

本日挑戦する技法はエッチング。

エッチングとは・・・銅板に腐蝕防止液、グランドを塗り、その上にニードルで絵を描き、 塩化第二鉄につけ、製版をする方法です。塩化第二鉄に銅版をつけると、絵を描いた部分が溶けて浅い溝ができます。そこにインクを詰めて刷るのです。

今日は製版、試し刷りでおしまいでしたが、2日目の18日(月)にはカラーインクで刷りをします。

作品の出来上がりが楽しみです!!!

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晴天!絵の具開放日

暑い!今日は照りつく太陽の下、屋外テラスで絵の具開放日でした。

大地に大きくのびのびと絵を描く、月に一度の親子向けのイベントです。

熱中症にならないように、こまめに水分補給をしながらの今日。本当に暑い!!

そんな天候にも関わらず、足を運んでくださった、

たくさんの参加者のみなさん、本当にありがとうございました。

スタッフはもう、へとへと・・・!じつは、教育普及のインターンさん、

総務課の職員までが手伝いにきてくれていました。ありがとうございました!

こどもたちが安全に活動できるように、大人の目は多いほうがいいのです。

大人はへとへと・・・・。でも子供たちは、すっっごく元気です!!!

七夕も近いということで、今日は笹を描いて、みんなでカラフルなお飾りを描きました。

お願い事書けたかな?おや?バナナもありますねーー!

最後に、できた絵をみんなで鑑賞!ひろびろと描かれた絵はとても迫力があります。

次回は、8月28日(日)。おそらく残暑が厳しい頃だと思います。

参加希望の方は、タオル、帽子、サンダル、水筒を忘れずにおこしください!

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色彩アトリエ「色彩のふしぎ」

本日の実技室イベントは、色彩アトリエ「色彩のふしぎ」!日本画家の森谷明子氏をゲストにお迎えしました。

今日の実技室は、緑でいっぱい。今日のモチーフは、このみどりの葉っぱたちでした。

「四十八茶百鼠」という言葉をご存知でしょうか?「しじゅうはっちゃひゃくねずみ」と読みます。

これはですね、日本人が昔から鋭い色彩感覚を持っていて、四十八種の茶色と百種のねずみ色を染め分けた、ということを示す言葉だそうです。

今回の色彩アトリエは、「四十八茶百鼠」にあやかり、「三十六緑」を作ってみよう!が目標です。

まずは葉っぱをよーく観察して、たくさんの緑を発見します。よーく観察してみると、一枚の葉っぱの中にも無数の緑色があることに気がつきます。

そうしたら、次はその発見した緑を絵の具で作ります。しかしこれがまた難しい。

なぜなら今回は、シアン・マゼンタ・イエローの「三原色」と白と黒との五色だけで塗っていただいたからです。

あれ?緑がないじゃん。と思われた方。実は原理上、三原色と白黒があればあらゆる色が作れるのです。プリンターのインクにも使われていますね。

皆さん試行錯誤しながら、たくさんの緑色をつくって下さいました。

色は無限にあります。

色の奥深さ、面白さを少し体験していただけたでしょうか?(M.F)