2011年11月12日(土) 作れちゃう
今日は色彩アトリエ!「いろどり楽しく、秋の葉っぱを使って大変身!」でした!
今はちょうど落葉の時期。季節の素材を大変身させちゃいます。
青々とした葉っぱもあれば、紅葉した黄色や赤の葉っぱもあって、並べるだけでも綺麗ですね。
しかしこれから、この葉っぱを色々な手段で変身させていきます。
紙の下に葉っぱを置いて、色鉛筆でこすり出してみたり。スパッタリング(歯ブラシを使って絵の具を霧吹き状に拭き付ける技法)をしてみたり。
みなさん、こすり方を変えたり、色を重ねてみたり。工夫して色々な形と色を作ってくれました。
←実技室の優しいお姉さんです。丁寧になんでも教えてくれます。
最後はお持ち帰り用のエコバックと、色紙のミニ屏風を作りました。
ちなみに、色紙には片面に<秋の絵>を描いて、もう片面には<冬の絵>を描きました。
ご存知でしょうか?こうしてひとつの屏風にいくつかの季節を描くのは、昔から日本で使われてきた技法なんですよ。
ただいま開催中の企画展<京都千年の美の系譜>でも、そうした作品が何点か出品されていますよ。ぜひ探してみて下さい!
2011年10月30日(日) 作れちゃう
今日は美術講座「彫刻論」と実技入門講座「塑造」。
講師に彫刻家の登坂秀雄先生をお招きし、たっぷり彫刻についてお話をうかがいました!
ロダンの彫刻についてはもちろん、収蔵作品のブランクーシ、ヘンリームーア、ブールデルなどの多くの彫刻家の作品や歴史をおって、さらに深く鑑賞するためのお話を伺いました。
ロダン館に移動し、ブリッジギャラリーにて一つ一つ作品を見てまわります。先生の語り口には、彫刻家だからこその作品に対する親密さが感じられます。
午後は実技室にて実技講座です。今回は粘土で「手」を作ります。
まずは支持体となる心棒作り。塑造ははじめての方ばかりでしたが、本物の彫刻たちを見たばかりというせいもあってか、みなさんの目は真剣そのものです。堅くて太い針金に悪戦苦闘しながらも心棒を完成させました。
次回は粘土をつけてさっそくモデリング!みなさんどんな手に仕上がるのか楽しみです!
2011年10月16日(日) 作れちゃう
本日は「切り絵」の実技講座です!
講師は昨日に引き続き、切り絵アーティストの福井利佐さんです。
??昨日の工作アトリエからワンランクアップ!切り絵の基礎から教えていただきました。
まずは小さな紙で練習。それから大きな紙にみんなで線と丸を描いていきます。
大きな紙をバラバラにして、一人A4程度の大きさの切り絵にチャレンジ!
白と黒の配分、バランスこれが難しいのです。線が全て繋がるように、カッター切っていきます。
裏からトーナルカラーを貼って、色づけも行います。
みなさん、真剣な顔つきで制作にぼっとうしております!
できあがった切り絵を少しずつつなげていきます。
ジャジャーーーーン!!完成です!まるでステンドガラスのようです。
最後に好評会と質疑応答の時間。嬉しいことに、福井さんの切り絵作品を見せていただきました。線の描写は切り絵とは思えないほど細かく繊細です。
最後にスタッフと記念撮影までしていただきました。
福井さん、増雅さん、楽しい2日間を本当にありがとうございました!!