作れちゃう

12/23 わくわくアトリエ「鳥になって風景を描いてみよう」

実技室プログラムのご案内です。

12月23日、わくわくアトリエ「鳥になって風景を描いてみよう」が開催されました。
講師には、日本画家の森谷明子氏をお招きし、四曲一隻のミニ屏風に水墨や箔を用いた風景画を描きました。今回の講座では、屏風という横長の画面を生かし、鳥が高いところから大地を見下ろしたような「鳥瞰図」を描くことに挑戦しました。

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最初に水墨画の練習をしてから、本画用屏風の制作にかかりました。「水に墨を垂らす」、「墨に水を垂らす」といったシンプルな技法も、実際にやってみると、全く異なった表情が生まれます。子供たちにとっては、学校で習字の時間以外に使ったことのない筆や墨の様々な使い方、描写方法が新鮮だったようで、練習用の画用紙も素敵な表現でいっぱいになりました。

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午後からは「風景解剖学」展を担当している浦澤学芸員と一緒に、展示室の作品を鑑賞しました。墨の運筆の難しさを経験すると、展示作品の精巧さには本当に驚かされます。この後、午前中に描いた水墨画の上に彩色を施し、箔の砂子撒きをしました。クリスマス・イヴやお正月に屏風を飾ることも意識してか、砂子のきらきらが大好評でした。
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終わりに作品発表会を行いました。鳥の目になって風景を描いてみてもたくさん富士山が登場するあたりが、やはり静岡ならではですね。仕上がった作品をお飾りにして、皆さま素敵な新年を迎えられますように。

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次回のわくわくアトリエは、切り絵アーティスト 福井利佐さんをお招きします。
タイトルは「文字で顔をつくってみよう!」どんな講座になるか、楽しみにしていて下さいね!
詳細は特設ページでご確認ください。