美術館の独り言

京博展・講演会☆

昨日はあいにくの大雨でしたが、京都国立博物館の久保智康氏をお招きし、京博展2回目の講演会を開催しました。

「京都千年の美術―そのかざりとかたち―」というタイトルでお話しいただきました。今回展示されている作品を中心に、展示していないものも含めての総括的なお話でした。

普段まじまじと見ることのない、祇園祭の鉾の金具の拡大画像などもあり、日本人の隙間を埋め尽くしていくような、装飾するエネルギーをすごく感じました。「かざり」の時代は激動期に集中しているというお話も興味深かったです。聴講されたお客様も満足の内容だったのではないでしょうか。