作れちゃう

9/20 わくわくアトリエ 「めで鯛!富士山のオカザリをつくろう」

実技室プログラムのご案内です。

9月20日(日)に、わくわくアトリエ「めで鯛!富士山のおかざりをつくろう」が開催されました。
午前・午後の部と2回に分かれて、小学生から大人まで幅広い年齢層の方々にご参加いただきました。

講師は、切り絵アーティストで静岡県出身の福井利佐さんです。
多方面で活躍されており、現在静岡市で開催中の家康公四百年祭記念アート作品も制作されました。

今回のわくわくアトリエでは、現在開催中の「富士山-信仰と芸術-」展に関連させ、「富士山」をテーマにして、”オカザリ”をつくりました。
オカザリというのは、東北地方で神様をお祭りするときに用いられてきた縁起物の飾りです。

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これが福井さんによる参考作品としてのオカザリです。
富士山から連想される物事から自分でデザインを練って作りました。

まずは、カッターを使って、紙を切る練習から始めます。
カッターの持ち方や、切る方向など、注意点を交えながら丁寧にデモンストレーションしてくださいました。

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わくわくアトリエでは、小学生から大人まで一緒に参加いただけるので、親子で協力しながら進めることができます。
中には初めてカッターを使う子もいましたが、刃の角度や力の入れ具合など加減を掴んで、みるみる上達していきました!

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大人の参加者のみなさんも、工夫を凝らしたデザインを真剣に切り進めていきます。
今回使った紙はカラペという、薄い紙。切るのにちょっとコツが要ります。

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所々、ハサミも使いながら切っていきます。

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?最後に蛇腹になる切り込みを入れて…ついに完成です!

最後は鑑賞会。福井さんと一緒に、みんなで1つずつ見ていきます。

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鯛やなすび、鷹、カメ、ツルといった縁起の良い動物や、サクラ、鏡餅など、
おめでたい雰囲気の作品が並びました。
まさにめで鯛!お正月にも使えそうですね。

紙を大切なものとして、神さまをおまつりするときに用いてきた日本の文化。
感じていただけたでしょうか?

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次回の親子で参加できるわくわくアトリエは、12月6日(日)銅版画です。
詳細は11月上旬をめどに、館内配架やHPにてお知らせいたします。