作れちゃう

8/27 シルクスクリーンでプリントしよう!直虎ちゃん&家康くん

8/27に行われた、わくわくアトリエ「シルクスクリーンでプリントしよう!直虎ちゃん&家康くん」の様子をご紹介します。この講座では、「戦国!井伊直虎から直政へ」展にちなみ、直虎ゆかりの地、浜松のマスコットキャラクター「出世法師直虎ちゃん」と「出世大名家康くん」を、シルクスクリーンという技法で巾着やTシャツにプリントしました。(浜松市からキャラクター使用の許可を得ています)

わくわく⑩

はじめに、シルクスクリーンのしくみについて簡単なレクチャーを受けました。講座用に用意した版は、直虎ちゃんが4版(4色)、家康くんが5版(5色)、になります。今回の講座は摺りが中心になるため、摺る順番やインクの量など、先生の説明をよく聞いておかなければなりません。

わくわく①

まずは一版目を摺ります。下の写真は直虎ちゃんの顔や手といった、肌の部分になります。目鼻口のパーツは最後に黒いインクで摺るため、はじめに、うすだいだい色のインクで摺ります。インクを置く場所や量の加減も注意するポイントです。

わくわく②
こちらの彼は家康くんの一版目が摺りあがり、ドライヤーで乾かしているところです。青いマスキングテープを2箇所につけて、版を重ねる目安の「トンボ」印が、巾着に写らないようガードしています。

わくわく③
つづいて、家康くんの4版目です。①顔のうすだいだい色→②着物の青色→③緑色→④ほっぺや胸のみかんマークの赤色の順に摺っています。

わくわく④
最後に顔の表情を黒いインクで摺ります。ちゃんと綺麗に摺れているかな…どきどき。

わくわく⑤
じゃーん!!直虎ちゃん巾着が完成しました。インクがズレないように版を重ねていくのが難しいのですが、とても綺麗な仕上がりです。

わくわく⑥
2人とも完成!直虎ちゃんの巾着もふたつ並んで、いい感じの仕上がりです。インクが手につかなくなるまで、よく乾かします。

わくわく⑦
仕上がったら、作品にあて布をしてアイロンをします。こうすると、お洗濯の時に色落ちしにくくなります。

わくわく⑧
シルクスクリーンでプリント体験、いかがだったでしょうか?Tシャツやポスターなど、私たちの身近でもよく使われている技法ですが、実際にやってみると、その仕組みがよくわかります。自分で作ったものは愛着もひとしおのことと思います。手作りのご当地キャラクターグッズ、大切に使ってくださいね。

わくわく⑨