美術館の独り言

羽ばたき鳥形飛行機(その1)

県立美術館2階のブックショップでは、様々なミュージアム関連グッズが販売されています。
『レオナルド・ダ・ヴィンチの羽ばたき鳥形飛行機』もその一つ。今回、販売促進用の完成見本としてこの木製模型を製作しましたので、これから3回シリーズで製作の様子をご紹介していきます。

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パッケージはこんな感じ。輸入製品のため、全て英語表記です。

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パッケージの中身です。白い紙の左側が英語表記の組立説明書、中央が組立説明書の日本語要約版で、右端の袋が部品一式という構成。製品は木製です。

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袋を開けると大小様々な部品が入っています。この木製模型は、大きく、①「パイロット」、
②「土台部分」、③「主翼と尾翼」の3ブロックに分けられます。

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それでは製作開始です。組立説明書の手順に従って、①「パイロット」から製作していきます。
はじめは足部分を組み立てていきます。組立説明書の図を見ながら接着位置を確認します。

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接着する位置が確認できたら付属の接着剤で部品を順に接着します。

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足部分が完成しました。ここの部品は全部で4パーツでした。

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次に脚部分を製作します。大腿部と下腿部を関節用のダボで組み合わせる構造です。
それぞれの関節部分にダボ(写真中央の小型の円筒形部品)を接着していきます。

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大腿部と下腿部の関節部にダボを接着した状態です。

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先に製作しておいた足部分に大腿部と下腿部を接続して、脚全体が完成しました。

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完成した脚を胴体部分に取り付けたところです。

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脚、胴体の次は腕部分を作ります。脚部と同様に前腕部と上腕部のそれぞれの関節部分に
ダボを接着していきます。

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関節部分が接着するまでの間、組み立てた胴体部分と並べて取り付けの様子を確認します。

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前腕部と上腕部の他、別に組み立てておいた頭部をそれぞれ胴体に接着してパイロットの完成です。

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以上で、①「パイロット」部分は完成です。腕部や脚部の関節部分が可動して体育座りの
ポーズもできます。次回は、②「土台部分」の製作記事をご紹介しますので、チェック
してみてください。

 

 

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