2014年10月26日(日) 作れちゃう
実技室プログラムのご案内です。
本日、わくわくアトリエ「シルクスクリーン大作戦!」が開催されました。講師にはTシャツアート・現代アート作家の北川純氏をお招きしました。
シルクスクリーンという名前はあまり聞きなれないかもしれませんが、この技法は、私たちの身近なものにも頻繁に使われています。例えばTシャツにプリントされた文字やデザイン、テキスタイルの模様、ほかにも布に限らず色々な支持体に、この技法が用いられています。
今回の講座では、シルクスクリーンの技法を用いて、ブックカバーとトートバッグにオリジナルデザインをプリントしました。テーマは『美少女と美術史』展にちなんで、自分の思い描く「美少女」を下絵に描いていただきました。こども向けの講座ということもあり、どんな「美少女」が見られるのか楽しみににしておりましたところ、可愛らしい女の子のイラストや、お母さんをモデルに描いたという絵など、ほほえましい素敵な絵ばかりでした。
小学校1年生のお子様と親子で参加された親御さんが、「この絵は今しか描けない貴重な絵だから、仕上がった作品はずっと大切にしてあげたい」とおっしゃっていたのが印象的でした。紙に直接絵を描く場合、それが唯一の一枚ですが、シルクスクリーンの技術を用いれば、オリジナルの一枚を色々なものにプリントできます。大切な思い出をオリジナルグッズにして、誰かと共有できるのは嬉しいですよね!大切に、たくさん使ってくださいね。
次回のわくわくアトリエは12月23日です。日本画の画材を用いて、ミニ屏風に風景画を描きます。(要事前予約)
詳細は11月中旬頃をめどにお知らせしますので、ホームページや館内チラシをチェックしてくださいね。