2011年03月31日(木) 作れちゃう
県立美術館の実技室では様々なワークショップや講座を開催しています。
こども向けのものから学生や大人向けのものまで、年間を通して実施しています。
ここでひとつ、3月中旬に行われた実技講座『琳派の魅力を探りながら』をご紹介します。この講座では、日本画家 鈴木強さんを講師にお迎えして、色紙に金箔を貼って、その上に水干絵の具で絵を描いて、一人一人作品を制作しました。
ほとんどの参加者が金箔をはるのは初体験。
ドキドキする参加者をよそに、楽しいトークで笑わせようとする鈴木強先生。
結果、鼻息で金箔飛んでしまうひと続出(笑)
金箔ってとても薄くて軽いため、ちょっとした風ですぐに動いたり飛んだりしてしまいます。笑いに耐えるのも、日本画制作の修行のひとつでしょうか??(笑)
日本画家さんから直接アドバイスをいただいて、日本画の素材の特徴や、絵の具の溶き方などを学べるのはとても貴重な機会です。また、開催されていた『ギッターコレクション展』で本物の日本画を鑑賞してから制作をできる、というのは美術館ならではだと思います。鈴木強先生、本当にありがとうございました。
明日から新年度がスタートします。23年度も楽しいイベントが盛りだくさんです!
早速、4月2日には、袋井丸凧保存会の方々がいらっしゃって、凧揚げをします!
さぁ、どんな凧たちが広場に揚がるでしょうか?? N.S
2011年03月30日(水) 美術館の独り言
3月10日(木)の朝8時半から午後3時くらいまで、M.SとA.Oの二名で、富士市内にある中学校(特別支援学級)に、出張美術講座に行ってきました。実は2月にも同じ生徒の皆さんに授業しているんです。3月10日は二回目。計三日間で、レプリカ作品の鑑賞と、それをもとにした絵画作品制作を行う予定でした。
みっちゃんは、SLが大好き。全国のSL路線や形状、客車の色など何でも来い!!ってな、シャイな男の子。全国のSLをすべて1枚の画面に描き、あとは色塗りを進めるだけ・・・というところで3月10日(木)の授業は終了。
本当は、3月15日(金)に、絵画制作完成をみんなで向かえるはずでした。
3月11日(金)は、日本にとって忘れることのできない日になりました。15日の出張美術講座は中止。その後、富士市内では他県にならって計画停電。みっちゃんには、作品が完成するまで、制作を継続してもらいたい。私達が三回目の出張美術講座にいける日を、待っててくれるといいな。
M.S
2011年03月30日(水) 美術館の独り言
静岡県立美術館は、静岡市内でも指折りの桜の名所。
今日の桜の情報をちょこっとですがお知らせしますね。
ヤマザクラ=一部開花、オオシマザクラ=一部開花、ソメイヨシノ=一部開花、カンヒザクラ=落下さかん
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写真左=美術館裏のオオシマザクラ。意外とたくさん咲いてます。
写真右=美術館裏のイチヨウザクラ。ほとんど咲いてません。
2011年03月25日(金) 美術館の独り言
静岡県立美術館では4月9日より「百花繚乱展」が開催されます。
「百花」とまではほど遠いですが、展覧会より一足先に美術館の周りでは桜が咲き始めました。
ちょうど静岡では4月上旬が桜の見ごろ。「花よりだんご」も魅力的ですが、満開の桜と、咲き乱れるような絵画の饗宴をおなかいっぱい楽しんでみてはいかがでしょうか。
これからも静岡県立美術館の魅力をぽつぽつ語っていきたいと思います。