観れちゃう

~♪

さて、ここはドコでしょう??

正解は、美術館内のレストラン「エスタ」です!ですが・・・何やら様子が違いますね?!

これは、先日「エスタ」内で行われたライヴの様子なんです!

その名も「ミュージアム・アフタヌーンライヴ」♪

今回は、ギタリスト・シンガーソングライターの丸山研二郎さんと、ギタリスト・ハンマーダルシマー奏者の荒井豊さんをお呼びしました。

ムーンリバー、グリーンスリーヴス、いそしぎ・・・、静かなギターの演奏に、やさしいハンマーダルシマーの音色。特別な時間が流れます。

バックの池の水面の光が、天井に反射して、きらきらときらめき、虹色にゆらめいたり、自然の光がステージを一層盛り上げます!!

・・・と、すっかり魅き込まれていると、一時間はあっという間。「エスタ」からコーヒー、紅茶のおかわりのサービスもありましたよ♪

演奏終了後は、参加者が演奏者を囲んで質問タイム!!はじめて見るハンマーダルシマーに質問が集中していました。

↑ ハンマーダルシマーという中近東発祥の楽器♪ ピアノの祖先といわれているそう!

さらにさらに、この「ミュージアム・アフタヌーンライヴ」には、展覧会「彼方からの光」鑑賞券+学芸員による特別解説という特典まで付いていたんです!

現代アートのフロアレクチャーは作家の生い立ちや環境にも話題が及び、展示室は熱気いっぱい!今井俊満氏 作 「東方の光」の解説は、作家とパリで親交のあった芳賀館長も飛び入り参戦!!最後まで盛り上がった一日となりました♪

作れちゃう

ねんど開放日

今日は粘土開放日!

今日も元気いっぱいのこども達が親子で参加してくださいました。

点検を終えた土練機くん、きょうも絶好調です。


小さなものから・・・

おおきなものまで!

粘土は自由自在。親御さんも童心にかえったように楽しんでくださいました。

粘土のお城。こども達の夢がたくさんつまっています。

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実技講座 屏風製作

今日も、株式会社 墨仁堂さんをお招きしての屏風製作の講座です。

蝶番付け、水干絵の具の溶き方、胡粉の溶き方、岩絵の具の溶き方、塗り方、金砂子の蒔き方などなど・・・

内容はかなり盛りだくさん!!

まずは蝶番付け。和紙の蝶番です。この蝶番がすごいのです。

両側に開閉ができるので、表も裏も絵を描いてたのしめます。蝶番は丈夫な紙、和紙でないとできません。

当館収蔵品の横山大観《群青富士》と狩野探幽《一ノ谷合戦・二度之懸図屏風》を下絵に色をのせていきます。

チューブから絵の具をだして使うののではなく、一色ずつにかわを混ぜて絵の具をつくることも皆さん楽しんでいました。小さな気遣いや、繊細な手作業が美しさや長く保存できるかどうかにつながります。

時間がかかることはなるべく短縮していく のではなく、時間をかけてじっくり絵と向き合う時間が日本画の魅力だなと感じました。墨仁堂さん、2日間ありがとうございました!  

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二曲一隻屏風を作る!

本日の実技室イベントは、?(株)墨仁堂様を講師にお招きしての屏風作り体験です!

墨仁堂様は、伝統的な技法を受け継いだ装こう分野専門の修理工房を市内に構えていらっしゃいます。

装こうとは…??主に紙や絹でできた文化財の保存修復の総称です。

昔ならではの技法で、木と和紙だけを使って組み立てていきます。

美術館で屏風作品の解説を見ると、「○曲○双」と書いてあるのを見たことがありませんか?これは屏風の枚数などを表しています。

ひとつのパネルを一扇と数え、それをつなげたもの一隻と数えていきます。屏風はふつうは二隻がセットになって「一双」とするのが定型なのですが、今日はひとつだけ作るので「一隻」と呼びます。なかなか難しいですね…。

 

今日の参加者は若い方がとても多く、とても明るい雰囲気でした。

最初は親子向けの講座を予定していたのですが、高校生・大学生の皆様にも多くご応募いただいたため、すこし本格的な講座になりました。若い皆さんに興味をもっていただけて、嬉しい限りです!

屏風を組み立てた後は、日本画の岩絵の具や金箔などを使って彩色しました。

日本画画材は扱いがとても複雑で、一色の絵の具をとくのにもすり潰したり、練ったり、叩いたり…。

盛りだくさんな内容でしたが皆さんとても集中して下さって、とても素晴らしい屏風が!

日本の伝統的な技法に親しんでいただけたでしょうか?

観れちゃう

芸術の・・・

季節は秋に近づいています。

みなさんはどんな秋を過ごされる予定でしょうか?

食欲の・・・?読書の・・・?いろいろですね!

こちら、静岡県立美術館では「ふじのくに芸術祭 2011」が本日開幕となりました!

ちょこっとのぞいてみましょう!!

内覧会には、朝9時よりお客様が集まり、開始式までにはこの通り満員!!

静岡県民から芸術祭が愛されていることを感じます!

ぱちり、とテープカットも無事終わり・・・

当館芸術祭担当者も、連日の展示作業の疲れがふっとぶ瞬間だったのでしょう。

静かに、静かに消え入るように去っていきました・・・。

写真にまで何かの力が働いて?!

お疲れさまでした!ありがとうございます!!

ぜひ、渾身の展示を見に来てくださいね!!

ふじのくに芸術祭2011は、本日より、10月10日まで開幕中です!