作れちゃう

ART!2日目

2日目のART!は臼井さんのご指導のもと、みんなで作品制作です!

あれあれ?これはいちご?バナナ?今日のみんなの頭の中では、お料理が始まっているようです。

お絵かきでお料理??今日のお題は、頭の中で自分の好きな料理を決め、その材料をひとつひとつ思い浮かべ絵にします。それを板に張り付けてお料理あてゲームしようというものです。ART!のチラシにも掲載されている、臼井さんの作品「何つくろう」をみんなでやってみることにしました。

こちらが子どもたちの作品。「ある日の朝食」。

男の子なりに頭の中で朝ご飯を作っていました。ハムバタートーストに、トマトジュース、そしてココア。よくがんばりました!

下は「明太子のパスタ」。

さすが女の子!真ん中の黒い缶は「昆布茶」だそうです。パスタに昆布茶をいれるとおいしいそうですよ♪こうやってみるとそのお宅ならではの味が見えてきて面白いですね。

下は臼井先生の作品。なんの料理かわかりますか~???みんなで食べるとお肉が先になくなってしまうお料理ですよ~!

作品制作後、ちょっと一息してからみんなで映画をみました。臼井さんがティーンに見てもらいたいおすすめ映画「君と僕の虹色の世界」。みんなで鑑賞。参加者の子たちは今までみたことのないタイプの映画だったようで、とても新鮮だったようです。

このブログをみた10代の方みなさん、よかったら見てみてください。

明日は美術館を飛び出して写真を撮りにお出かけです。明日はどんな発見があるのかな??

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ART!1日目

今日からティーンを対象とした夏休みワークショップ、[ART!]アートArt Room for Teensが始まりました!

講師は臼井良平さん。静岡県出身で東京でご活躍されているアーティストです。

さてさて集まったのは中学生から高校生。少し緊張気味(?)な青春真っ盛りのみなさんです。

テーマは「何つくろう」。10代の後半、人生においてもっとも多感な時間を過ごしている若者たちに、様々な作品鑑賞や実制作を通して、今、という時間の貴重さを、少し客観的に見つめてもらおうと思うということで、まずは臼井さんがどんな作品を作っているのかをお話ししてくださいました。

ペットボトルやプラスチックのトレイなどが置かれているのですが、実はこれが臼井さんの作品!!(本物のペットボトルが一本混ざっていますが、どれかわかりますか??)

臼井さんは身近なものをモチーフに、存在感や素材の質感を手がかりに制作をなさっています。

今日は、みんなで映像をみたり、しりとりドローイングをしたり、オリジナルTシャツをつくったりと盛りだくさんの内容でした。

上はしりとりドローイング。言葉じゃなくても絵で相手のことが少しわかるのかもしれないですね。


こちらはステンシルで仕上げたブロッコリーTシャツ。ブロッコリーのもこもこ感を出すのに苦戦しましたが、水彩画のような素敵な仕上がりに!

初めは初対面同士で恥ずかしがっていましたが、臼井さんの柔らかな雰囲気で少しずつ打ち解けてきました。さて、明日はどんなプログラムかな?

明日は「何つくろう」・・・??

美術館の独り言

いち、に~の、さんっ!

突然ですが、クイズです☆

今年度の展覧会、いま始まっている「ユベール・ロベール展」で何本目でしょうか?!

・・・、・・・・、はいっ!そうですよ、タイトル通り「3本め」なんです!!

さて、恒例になっているオープニングの様子をここで、一緒に覗いてみましょう☆

なんだか普段よりも上品な出で立ちの方が多いような気がします!!

みなさん、ユベール展の雰囲気に合わせてお出でになられたのでしょうか。

館長の挨拶、展覧会担当者の小針学芸員の解説、テープカットも、和やかに進みます。

オープニングセレモニー終了後は、芳賀館長先導により内覧会が行われました。

今回の展覧会は、ユベール・ロベールの作品に、クロード・ロラン、フラゴナール、ピラネージなど17、18世紀の作品を加えた約130点をご紹介しています!!

む、むずかしそう?!いえいえ、会場を覗いてみましょう☆

おお!熱心になにやら覗き込んでいらっしゃいますね!!

このガラスケースの中には作品と、当時使用されていた赤褐色のチョークも並んでます

このチョークの原料は酸化鉄を含む土や岩・・・、思わず、ふ~ん、となりませんか?!

さらに!こちらでは、お友達同士で何かを見つけて興奮してらっしゃいます!!

ここ、第4展示室「Ⅳ フランスの情景」はロベールのパリでの暮らしが窺える部屋です。

この部屋できっと、ロベールを身近に感じる方も多いのではないでしょうか?

ユベール・ロベール展は、8月9日(木)に開幕し、9月30日(日)まで開催しています。

ユベール・ロベール展の、このしっとりした空気感、まさに秋にピッタリです☆

季節は先取りがお洒落ですよね!ぜひ、県立美術館に秋を感じにお越しください!

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夏休み子どもワークショップ・二日目

本日は夏休み子どもワークショップ「ボックスアート」二日目!

昨日は箱の組み立てと扉の色塗りをしました。今日はいよいよ中身作りです。

どんなテーマにしようか?素材をどう生かそうか?

小さな木箱ですが、その中はひとつの独立した世界です。

更に今日はそれぞれ家から「大切なもの」も持ってきてもらいました。

ぬいぐるみを持ってきた子もいれば、色とりどりのシールを持ってきた子もいました。

大切なものを木箱の中に入れて、さあどんなものができたでしょう。

 

みんなで作った箱を集めて、並べていくと……

カラフルな象に!!!

大きな下絵を木箱のサイズに分割した下絵をもとに、自由な色でぬりました。

ひとつひとつではなんだか良く分からない形だったのが、集めるとひとつの大きな象になりました。

並べ終わった瞬間は「おぉ~」と歓声が。

しかし大きな作品でも、扉を開けるとその中はそれぞれの世界が広がっています。

「個」と「全」の要素をそれぞれ持った、面白い作品になりましたね。

では、美術館で過ごすアートな夏休みはいかがだったでしょうか?

みんなとても熱心に取り組んでくれて、スタッフも楽しい2日間を過ごさせていただきました。

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夏休み子どもワークショップ・一日目

やってきました夏休み子どもワークショップ!(以下、夏子WS) 本日初日でした。

今年の夏子WSは、「ボックスアート」です。アーティストの磯辺行久さんを講師にお招きしています。

まずは、現在開催中の収蔵品展「親子で見て感じる現代アート」展に出品されている、磯辺さんの作品《WORK’64 11&12》を鑑賞しました。

下駄箱のように、小さな箱が集まった作品です。

表には大きな象の絵が描かれていますが、箱のひとつひとつにも中にコラージュが施されています。

今回の夏子WSでは子どもたちが力を合わせて、磯辺さんの作品の子どもVer.を作ります!

木箱を96個作り、合わせてひとつの大きな作品にしちゃいます。

難しいくぎ打ちにも、果敢にチャレンジ。助け合いながら、木箱を組み立てていきました。

今日は木箱の組み立てまでの予定だったのですが、みなさんとても集中してくれたので箱の色塗りまで終わりました。

明日は中身を作ります。小さな箱の中にどんな世界ができるのか、楽しみですね♪