2013年07月14日(日) 作れちゃう
実技室プログラムのご案内です。
暑さが少し和らいだ7/13(土)、
実技室では、わくわくアトリエ「草木染めに挑戦(ちょうせん)!」を実施しました。
用意したのは「どんぐり」「黒豆」「ベニバナの黄色」「ベニバナの赤」の4種類の色です。
草木染めの楽しみの一つは、身近な草花や木の実の色を使うこと。
そしてもう一つは、もようを自分で工夫して、世界に一つだけの作品を作れることです!
今回は、割りばしやビーズを使ってもようを作りました。
完成後を想像しながら工夫したり、ひらめいたやり方でどんどん試してみたり・・・
そして、もようの準備ができたら、「染液(そめえき)」に入れます。
布がうまく染まったら、色を定着させる「媒染液(ばいせんえき)」に入れて、
お水で洗って、ほしたら完成です☆
割りばしやビーズをはずして、さて、どんなもようになったかな・・・?
小学生から大人まで、工夫がいっぱいの素敵な作品ができました。
参加者の皆さん、楽しい時間をありがとうございました!!
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次の実技室イベントは「ドット若冲(じゃくちゅう)」です!
予約不要で気軽に参加できる「ちょこっと!ドット若冲」と
2日間で大きな作品を完成させる「みんなで!ドット若冲」がありますので、
夏休みのイベントに、ぜひチェックしてみてくださいね♪
2013年06月25日(火) 作れちゃう
実技室プログラムのご案内です。
6/23は実技講座「ジャポニスム、ふたたび」でした!
講師には、日本画家の森谷明子さんをお迎えしました。
「ジャポニスム」とは、19世紀から20世紀初頭にかけて日本の美術工芸品が西洋に大きな影響を与えた現象のことです。
昨年に引き続き「ジャポニスム」をテーマに、日本人の美意識について考えながら、日本画材で初夏のモチーフを描いていきます。
今回のモチーフは、「青もみじ」
初夏らしい爽やかなモチーフですね!
もちろん、ただ青もみじを描くだけの講座ではありません。
今回キーワードになるのは「偶然性」です。
森谷先生によると、日本人は昔から偶然現れる色や形の中に、自然な美しさを見出してきたのだそうです。
今回は絵の具を垂らし込んでみたり、滲ませてみたり、筆で絵の具をはじいてみたり。
偶発技法を作品の中に積極的に取り入れました。
ちなみに今回使ったのは日本画の水干(すいひ)絵の具です。
粉状の絵の具を接着剤の膠で練り合わせて使うのですが、これがまた手間がかかります。
しかしこうして一色一色手をかけることで、集中力が増す!かも?
うーん、爽やかな水の流れや涼しげな風を感じますね。
これからの季節にぴったりな作品が完成しました。
家に飾れば、これからの暑い季節もちょっと涼しくなりそうです。
2013年06月18日(火) 美術館の独り言
県立美術館では、6月15日(土)に現在開催中の「草間彌生~永遠の永遠の永遠~」展の来館者数が
5万人を達成しました!
梅雨の中休みでなんとか天候にも恵まれ、朝から大勢のお客様が来館されました。エントランスホールでは
ヤヨイちゃんの巨大バルーンがお出迎え。皆さん、さかんにカメラのシャッターを切っていました。
入場券売り場前では、度々、入場券を買い求めるお客様の列が出来ていました。
第1展示室内の様子です。皆さん、熱心に作品を鑑賞されていました。
第5展示室にある巨大なカボチャは写真撮影が可能です。皆さん、足を止めて作品をカメラに収めていました。
第6展示室のテーマは「わが永遠の魂」。 第3展示室までのテーマ「愛はとこしえ」の作品に比べ、
こちらは色鮮やかな作品が展示されています。
第7展示室出口前のスペースでは、草間彌生さんの作品制作の様子がDVDで紹介されています。皆さん、
こちらも足を止めて画面に見入っていました。
最後の作品は1階エントランスホール奥にある「魂の灯」です。箱型の内部に入って小人数で鑑賞するため、
ここでも順番待ちの列が出来ていました。
『草間彌生~永遠の永遠の永遠~』展は、6月23日(日)までです。この週末が最後となり、大変な混雑が
予想されます。まだご覧になっていない方は、早めのご観覧をお勧めします。
2013年06月16日(日) 作れちゃう
本日6/16は粘土開放日=親子でたっぷりの粘土に触れるイベントです!
本日は10:00の受付の時点で約170名ほどの方が並ばれました。
先着80名までの方は、10:00受付の回に活動していただきました。
残りの方のうち先着40名までの方には11:00受付の回の整理券をお配りしました。
11:00受付の時点では約50名ほどの方が並ばれました。
整理券をお持ちの方と先着40名までの方は、11:00受付の回に活動していただきました。
残りの方には13:45受付の回の整理券をお配りしました。
13:45受付の時点では約50名ほどの方が並ばれました。
整理券をお持ちの方と先着40名までの方は、13:45受付の回に活動していただきました。
2013年06月15日(土) 作れちゃう
実技室プログラムのご案内です。
6/8、9は実技入門講座「リトグラフ」でした。
2日間参加していただくプログラムで、版画の版づくりから、印刷まで体験できます。
「リトグラフって何?」と興味を持たれた方は、これまでのブログもご覧ください♪
→ 1日目の様子はこちら 「版づくり1」
→ 2日目の様子はこちら 「版づくり2」「印刷」
元々は石灰石という石の板を使う版画ですが、
現代では、扱いやすいアルミ板を代わりに使うのが主流です。
色々な薬品を使ったり、工程が20近くあったり(!)、
盛り沢山な内容で「さっきの工程は何だっけ?」となることもありますが、
作品を印刷すると「こういうことか~」という声が聞こえてきます。
版画家 柳本一英先生のローラーさばきも見どころの一つ!
クレヨンの質感や筆の筆致をいかした、素敵な作品ができあがりました。