美術館の独り言

『没後百年 日本写真の開拓者 下岡蓮杖』展が始まりました!

県立美術館では、昨日、今年度2本目の企画展『没後百年 日本写真の開拓者 下岡蓮杖』展の
オープニングセレモニー及び内覧会が行われました。

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開会式では、はじめに当館の芳賀館長からご挨拶があり、続いて本展覧会担当の南上席学芸員から
展覧会の概要と見どころについて説明がありました。式典には本展覧会に多くの下岡蓮杖の作品と
企画協力をいただいた東京都写真美術館の荒木副館長様にもご出席いただきました。

 

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南上席学芸員からの説明終了後、オープニングテープカットが行われました。

 

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オープニングセレモニー終了後は、芳賀館長の先導により内覧会が行われました。今年は下岡蓮杖の
没後100年に当たり、蓮杖の写真を中心に絵画、工芸品、資料など約280点によって蓮杖の全貌を紹介
するものです。

 

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第1展示室には、下岡蓮杖が絵師を目指して入門した狩野派作品の他、写真師・蓮杖の誕生に至る過程と蓮杖が撮影した初期の写真等を紹介しています。

 

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第2展示室には、「写真師としての活躍」と題して、蓮杖が撮影した写真を紹介しています。

 

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第3展示室には、鶏卵紙の他、鶏卵紙に手で彩色した写真も紹介されています。写真中心に写っている台形状のものは、写真ビューワーです。

 

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第4展示室では、「写真師以降 ~ 第二期絵師時代 ~ 」と題して、センチュリーカメラ(参考出品)や蓮杖が描いた巨大なパノラマ画の複製バナーが展示されています。

 

 

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第5展示室は、今回の展覧会唯一のガラスケース展示で、下岡蓮杖の描いた掛け軸等の作品を中心に
展示しています。

『 没後百年 日本写真の開拓者 下岡蓮杖 』展は、6月10日(火)から7月21日(月・祝)まで開催
しています。なお、今回は会期中に前期(6/10~6/29)と後期(7/1~7/21)で100点余の作品の
展示替えがあります。是非、ご家族揃って静岡県立美術館にお越しください。

 

 

作れちゃう

5/17,18 実技講座「リトグラフ」

実技室プログラムのご案内です。

5/17,18の2日間、
現在開催中の「佐伯祐三とパリ ‐ポスターのある街角‐」展関連ワークショップとして、
実技講座「リトグラフ」を行いました。講師は、版画家・柳本一英さんです。

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講座初日に、佐伯展に出展されているリトグラフのポスターを鑑賞しました。
講師の方の解説を聞きながらメモをとりとり…これから自分で制作するとなると、皆さん、真剣な面持ちで作品に見入っておられました。

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2日目はいよいよ刷りの本番です。版を刷り上げる大きなプレス機や、インクを伸ばすローラー、
見たこともない素敵な道具に囲まれて、パリのリトグラフ職人さながらの工程を体験しました。
前日から苦労して製版したものが上手くプリント出来たときは、感激もひとしおです!
本物のリトグラフ作品にふれて制作を体験できる、本当に貴重な時間となりました。

作れちゃう

5/11 粘土開放日

実技室プログラムのご案内です。

今日の粘土開放日は、気持ちいいお天気の中、たくさんの親子にご参加いただきました。
スタッフが粘土のへやから運んでくる「おかわりねんど」も、
運んだはしからどんどんなくなる盛況ぶりでした!

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【受付状況】

10:00の受付の時点で約130名の方が並ばれました。
先着80名までの方は、10:00受付の回に活動していただきました。
残りの方のうち先着40名までの方には11:00受付の回の整理券をお配りしました。

11:00受付の時点では約50名ほどの方が並ばれました。
整理券をお持ちの方と先着40名までの方は、11:00受付の回に活動していただきました。
残りの方には13:45受付の回の整理券をお配りしました。

13:45受付の回は定員内で活動していただけました。

次回の粘土開放日は少し開いて6/29の日曜日です。
持ちものや受付方法をご確認のうえ、ご参加ください☆

作れちゃう

5/4  絵の具開放日

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実技室プログラムのご案内です。
今日の絵の具開放日はゴールデンウィーク中の開催ということもあり、
たくさんのご家族にご参加いただきました。

子どもの日を明日にひかえ、今日のテーマは「鯉のぼり」。
ぬけるような青空のもと、地面いっぱいにカラフルな鯉のぼりが泳ぎました。

まずはじめに、足元のブロックを緑色に塗りまして…

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つぎに各々のぼりを立てて鯉をはためかせ…
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あっという間にこんなにたくさん!!みんなで鑑賞もして楽しみました。
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今回も、来場の皆さまの楽しそうな笑顔があふれる絵の具開放日となりましたが、
前回同様、サンダル、着替えなどの持参忘れが多かったようです。
お子様の着替えはばっちり用意してきたのに、ご自身の着替えを持ち忘れたお父さま、お母さま、
一緒に夢中になって絵の具まみれ…なんてこともよくありますので、忘れずにご持参くださいね。

 

【本日の受付状況】

本日は10:00受付の時点で、約160名ほどの方が並ばれました。
先着150名までの方は、午前の回に活動していただきました。
残りの方には、13:15受付の回の整理券をお配りしました。
13:15受付の回は、定員内で活動していただきました。

次回の絵の具開放日は6月22日の日曜日です。
たくさんの方のご参加をお持ちしています!

美術館の独り言

「佐伯祐三とパリ」展の来館者数が1万人を達成しました!

 

県立美術館では、昨日、現在開催中の「佐伯祐三とパリ ポスターのある街角」展の来館者数が1万人を達成しました。見事1万人目の来館者となられたのは、静岡県立大学一年の木村さんら大学生の5人です。(※写真左から、木村さん、筒井さん、坪井さん、松井さん、原田さんの5人。)

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これを記念し、同日11:00から記念セレモニーが行われ、1万人目の来館者となられた5人のうち、
木村さんに当館の坂田副館長より花束が、筒井さんには本展図録が贈呈されました。

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続いて坪井さんには、静岡第一テレビの長谷川事業局長より記念品が贈呈されました。?思いがけない
出来事に坪井さんをはじめ、みなさんもビックリ! 思わず満面の笑みがこぼれました。

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今回、本展の1万人目になられました、木村さん、筒井さん、坪井さん、松井さん、原田さん、
本当におめでとうございました。これからも是非、県立美術館にお越しください。

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